大谷翔平選手の新通訳としてウィル・アイアトンさんが決まりました!
ウィル・アイアトンさんが吉本出身ということで話題になっているので、調べてみました。
ウィル・アイアトンは吉本出身
大谷翔平選手の新しい通訳として抜擢されたウィル・アイアトンさん。
その経歴の中に「よしもとクリエイティブエージェンシー」があります。
吉本(よしもと)出身と聞くと、真っ先にお笑い芸人が浮かび上がりますね。
しかしウィル・アイアトンさんがよしもとクリエイティブ・エージェンシーに入社したのはお笑い芸人ではなく、スポーツマネジメントの仕事をするためでした。
吉本興業はよしもとクリエイティブ・エイジェンシー設立後、スポーツ選手・俳優・ミュージシャン等のマネジメント事業を行っています。
スポーツ選手が海外で活躍するサポートするために、英語ができて海外に詳しいスタッフが必要だったこともあり、ウィル・アイアトンさんが採用されたのです。
大谷翔平の新通訳のウィル・アイアトン氏の経歴が衝撃w
— 広告代理のハヤブサ (@haritukeya) March 21, 2024
IBAF(野球のアジアカップ)
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WBC(ワールドベースボールクラシック)フィリピン代表で出場
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株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー
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前田健太投手の通訳
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大谷翔平と山本由伸投手の臨時通訳 pic.twitter.com/zO8w6e0NiS
ウィル・アイアトンさん、ドジャースの選手たちからめっちゃ愛されてる!意外とお笑いもいけそうね!
ウィル・アイアトンの経歴
氏名 | ウィル・アイアトン(Will Ireton) |
生年月日 | 1988年12月21日 |
出身 | 日本・東京都 |
家族 | 父:日系アメリカ人 母:スペイン系フィリピン人 5人きょうだい(長男・長女・次男ウィル・三男・四男) |
学歴 | 15歳まで日本の学校に通う(公立小学校→インターナショナルスクール) 2007年6月 ハワイ州ミッド・パシフィック高校卒業 2012年5月 カリフォルニア州のオクシデンタル・カレッジ、メンロー・カレッジ卒業 |
職歴 | 2012年 IBAFアジアカップ・フィリピン代表 2012年 WBCフィリピン代表で出場(予選敗退) ※本大会は2013年実施 2013年2月~9月 テキサスレンジャーズとマイナーリーグ契約 2014年2月~4月 ニューヨークタイムス勤務。 2015年 株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー入社 2016年~2019年 ドジャース・前田健太投手の通訳 2019年 ドジャース・マイナーリーグのデータコーチに転身 2020年 ドジャース編成部に昇格 2022年 ドジャース編成部の主任となる 2024年 大谷翔平と山本由伸投手の通訳に抜擢 |
ウィル・アイアトンの学歴
東京生まれ・東京育ちのウィル・アイアトンさんは、15歳まで日本で過ごしました。
小学校・中学校の学校名は見つかりませんでしたが、ウィル・アイアトンさんの母親は日本語を学んでほしかったため、はじめは普通の公立小学校に通っていました。
その後はインターナショナルスクールに入学し、野球に夢中になりました。
アメリカで野球をすることを夢見ていたウィル・アイアトンさんは、高校からアメリカの学校に通うことを決めます。
まずはハワイ・ホノルルのミッド・パシフィック高校、そして大学はカリフォルニアのメンロー・カレッジに入学します。
大好きな野球を頑張る一方で、成績が悪かったら日本に連れ戻すと両親に言われていたこともあり、必死に勉強したそうです。
そのかいあって大学時代は数々の賞を受賞することができました。
- トップ・アカデミック・アカデミー賞(大学3年次のスポーツ部で最も成績が高い学生に贈られる賞)
- コリス・スチーア賞(大学全スポーツ部で最も成績が高い学生に贈られる賞)
- 最優秀賞(大学卒業時に最も成績が高い学生に贈られる賞)
学生時代のウィル・アイアトンさんは文武両道を極めた凄い人だったのですね。
スポンサーリンクウィル・アイアトンの職歴
ウィル・アイアトンさんの職歴を見ると、1年単位で仕事が変わっていて変化が激しいですね!
まずは大学卒業後、母親がフィリピン国籍ということもありフィリピン代表として野球の国際大会に参加します。
このWill Iretonさんは日系アメリカ人とフィリピン人の両親のもと東京育ち。選手時代にはWBC予選のフィリピン代表にも選ばれていた経験があります。 https://t.co/gAaBBaXIt6
— Baseball World🇯🇵 (@beautifulstadi1) March 21, 2024
2013年テキサスレンジャーズとマイナーリーグ契約を締結し、念願のメジャーリーガーデビューを果たします。
しかし約8ヶ月で引退し、引退後は日本へ帰国。
よく2014年は日本にいながらニューヨークタイムスの仕事をすることになります。
これはウィル・アイアトンさんが日本にいた頃、ちょうど田中将大投手のヤンキース入団が決まりました。
それによりアメリカ・ニューヨークタイムスの記者が日本へ取材に訪れ、ウィル・アイアトンさんはその通訳やアシスタントを務めたり、田中将大投手に関する記事を書くことが、おもな仕事でした。
2015年は株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーに入社し、吉本のスポーツマネジメントの担当を務めました。
ただその仕事の最中に、ドジャースから前田健太投手の通訳のオファーが舞い込みます。
2016年からは前田健太投手の通訳を約3年勤めました。
元前田健太投手の通訳、ウィル・アイアトンさん!チームメイトからはウィルって呼ばれています👀
— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) March 21, 2024
(via:alannarizo/IG) pic.twitter.com/iRLL6FPzz9
その後ドジャースでデータコーチの応募を知ったウィル・アイアトンさんは、マイナーリーグのデータコーチに転身します。
この仕事はチームの指導者が選手を指導する際、必要なデータ収集や分析したり、最新機器に使いなれない指導者のために操作や解析方法などをサポートすること。
その実績が認められ翌2020年にはドジャース編成部に昇格し、2年後の2022年からはパフォーマンス・オペレーション主任を務めていました。
そして2024年に大谷翔平選手と山本由伸投手の通訳として抜擢されることになったのです。
ウィル・アイアトンが大谷翔平の新通訳に抜擢
2024年3月21日ドジャースは大谷翔平選手の専属通訳だった水原一平さんを解雇、それにより新しい通訳が誰になるのか注目されていました。
同日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は韓国での開幕第2戦の前の会見で、ドジャース・スタッフのウィル・アイアトンさんが通訳代理を務めると発表しました。
大谷翔平“新通訳”は東京出身の35歳_WBCにも出場…ドジャースに欠かせぬ頭脳
現段階では大谷翔平選手と山本由伸投手の通訳ということですが、臨時通訳なのか専属通訳なのかはまだ決まっていないようです。
ウィルアイアトンさん?
— shohei.dekopin.ippei (@tetesaya1) March 21, 2024
前田選手の元通訳の方が、大谷さんの通訳されるんだね。 pic.twitter.com/ljT5KVjqDA
かつて前田健太投手の専属通訳だったウィル・アイアトンさんは、前田健太投手と一緒にキャッチボールや全力ダッシュをするなど通訳以外のサポートもしていた人です。
ウィル・アイアトンさん自身も野球選手だったし、心強い味方になりそうね!
まとめ
大谷翔平選手の新通訳ウィル・アイアトンさんが吉本出身ついて説明しました。
学歴や職歴が非の打ち所がなくて溜息が出ますね。
吉本時代もその才能を買われての採用となりました。
さらにウィル・アイアトンさん本人も野球選手の経験があるため、選手の立場も理解できる素晴らしいスタッフですね。
ウィル・アイアトンさんなら、大谷翔平選手や山本由伸投手のパフォーマンスをしっかり支えてくれるでしょう。
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