帰国子女として知られているRADWIMPSの野田洋次郎さん。
野田洋次郎さんは英語を流暢に話すミュージシャンの1人ですが、「英語の発音が下手」という噂もあります。
野田洋次郎さんの英語の発音は下手なのか?動画から検証してみましょう。
野田洋次郎は帰国子女なのに英語の発音は下手?
野田洋次郎の英語の発音についての質問
野田洋次郎さんが英語を話せることはファンの間では知られており、RADWIMPSにも英語の楽曲も数多くあります。
しかしYahoo!知恵袋では以下のように、野田洋次郎さんの英語の発音を疑問視するような質問が度々されています。
- 野田洋次郎さんの英語の発音は上手?
- 野田洋次郎さんの英語の発音は完璧?
- 野田洋次郎さんの英語の発音は本物?
- 野田洋次郎さんの英語の発音は良くなくない?
- 野田洋次郎さんの英語の発音は、ネイティブな発音を学んだ人から見てどうなの?
英語は通じればいいと思うんだけど、発音にこだわる人もいるんだね?
一方でSNSでは野田洋次郎さんの英語の発音を絶賛している人もいます。
RADWIMPSのバイ・マイ・サイの英語の発音が日本人が歌う英語の理想の発音だと思ってる
— 羊数える人の寝室🐑💤 (@sub_ss_oo_kun) March 15, 2022
発声は日本人流なのに発音はしっかり英語
まあここで宣伝なんですけど、
— わびさび🍣 (@nmnlnmnlw) March 1, 2022
RADWIMPSの野田洋次郎は英語の発音がまじで綺麗で尚且つちゃんとバンド色残った曲を作るので、実質洋楽みたいなもんです。ワンオクもマイファスもそんな感じ。
だから好き。発音厨な私にとって洋次郎の英語は惚れる。 pic.twitter.com/TSaSPSGqhX
発音にこだわる人から見ても、野田さんの英語はきれいなのね♪
【動画】野田洋次郎の英語インタビュー
では実際に野田洋次郎さんがインタビューで英語を話している姿を見てみましょう。(時間:4分34秒)
こちらの動画では、野田洋次郎さんはかなり流暢な英語を話しています。
また、ほかのメンバーが話す日本語を自然に英語へ通訳していますね。
英語を話せても通訳できない人がいるので、野田洋次郎さんの英語力はかなりあると思います。
この動画を見る限り完璧な英語に聞こえるし、発音も上手いと思うんだけど?
ネイティブが聞いたら、どう感じるのかな?
【帰国子女】野田洋次郎の発音を英語ネイティブがレビュー
野田洋次郎さんの英語インタビューについて、英語ネイティブのYouTuberたちがレビューをしていたので紹介しましょう。
アメリカ人とイギリス人によるレビューです。
アメリカ人によるレビュー
KY先輩(カイ先輩)は、本名が“Kyle Patrick Gibson(カイル・パトリック・ギブソン)”という アメリカ人YouTuberです。
KY先輩のチャンネルでは日本の有名人の英語をレビューしています。
KY先輩が動画『RADWIMPSの英語はどうや?「インタビューのレビュー」』で、野田洋次郎さんが話す英語についてレビューした内容を要約してみました。
- 2:48~ 発音で帰国子女ってばれちゃうね
- 3:30~ 99%アメリカン
- 7:20~ 完全にアメリカ人みたいな喋り方、(楽曲が)日本語だけではもったいない。英語で歌えば海外で売れる!
- 11:19~ 彼(野田洋次郎)の英語は完璧でした!
KY先輩はRADWIMPSについて全く知らないので解説が少々分かりにくいかもしれませんが、要するに野田洋次郎さんをべた褒めしています。
ただしコメント欄を見るとKY先輩は、“he has a slight accent.”(彼はわずかな訛りがある)といった書き込みをしています。
この書き込みの意味がアメリカ英語の地域の訛りなのか日本人特有の訛りなのかはわかりませんが、野田洋次郎さんの英語にはわずかな訛りがあるようですね
やっぱりアメリカ人だから、わずかな訛りも聞き分けができるのね!
イギリス人によるレビュー
次はイギリス人YouTuberのツイステッド・ヘリックス(Twisted Helix)さんが、RADWIMPSの英語をレビューしている動画です。
- 1:45~ ワンオクTakaさんよりうまい!文章の組み立てができている
- 2:12~ 野田さんの発音はアメリカ英語に聞こえるが、ワンオクTakaさんの方がアメリカの発音に近い
- 2:37~ 3:09~ 3:52~ (細かい単語のミスを指摘)でも問題ない
- 6:08~ 発音がわからない単語も、英語っぽく話している(センスがある)
- 7:18~ (真ん中の)桑原さんの日本人っぽい英語と比べると、野田さんの英語の発音は聞き取りやすい
- 13:28~ 日本人の野田さんがこんなにペラペラでびっくりした
タイトルは『RADWIMPS 英語レビュー』で、前半は野田洋次郎さんの英語に焦点を当ててONE OK ROCKのTakaさんと比較しています。
途中で野田洋次郎さんの英語の些細なミスや、ネイティブならではの言い方などを解説しましたが、全体的には野田洋次郎さんの英語がとても素晴らしいとほめていました。
This is great! You should get this guy to join RADWIMPS!!!
— Twisted Helix (@helix_twisted) December 24, 2018
野田さんの英語の発音は、ネイティブからもお墨付きをもらったね!
【帰国子女】野田洋次郎の英語学習歴
野田洋次郎さんは英語をどのように学習し、英語の発音は何から影響を受けたのかのか、調べてみました。
野田洋次郎のアメリカ生活は4年間
野田洋次郎さんは父親の仕事の都合で、幼稚園を卒園する2か月前にアメリカへ引っ越しました。
最初はテネシー州のナッシュビルという都市で2年間現地の小学校へ通い、その後はカリフォルニア州ロサンゼルスへ引っ越ししてさらに2年間通学したので、アメリカでの生活は合わせて4年間です。
そして小学5年生になるタイミングで日本に帰国しました。
ちょうど6歳から10歳の間に滞在していたんだね。
ところでアメリカの英語も地域によって訛りがあります。
野田洋次郎さんが住んでいた地域を見てみましょう。
- テネシー州 →アメリカ南部。中南米やアフリカにルーツを持つ人が多く、英語の発音も独特なアクセントがある
- カリフォルニア州 →アメリカ西部。舌を巻くRの発音が強く、イギリスに影響を受けた東海岸と比べて軽い表現が多いのが特徴
日本の英語教育の音声教材は西海岸のアクセントを用いていることが多いので、日本人からするとカリフォルニア州の英語が「典型的なアメリカ人の英語」という印象かと思います。
野田洋次郎さんは子供の頃のアメリカでの英語はあまり覚えていないと過去のインタビューで語っていたようですが、6歳から10歳の4年間に耳にした発音について、多少なりとも影響があったのではないでしょうか?
スポンサーリンク高校時代の猛勉強が最も効果的
小学5年生で日本の小学校に転入した野田洋次郎さんは、中学受験を経て神奈川県の桐蔭学園中学校へ入学し、高校もそのまま桐蔭学園高等学校へ通いました。
野田洋次郎さんによると、英語はアメリカでの経験よりもむしろ高校時代に猛勉強したことが一番効果的だった、自分の英語はネイティブの英語ではない、と語っていたそうです。
日本でまじめに6年、9年間英語の授業を受けてもほとんどの人が英語を話せない。そんなの普通に考えておかしい。アジアでも抜きんでてると思います。国民性もあるのかもしれないけど英語教育のあり方がズレているのは周知の事実と思います。教育のあり方を大人はどこまで考えているのか疑問に思います。
— Yojiro Noda (@YojiNoda1) October 8, 2019
野田洋次郎さんは学生時代から海外を意識してバンド活動をしていて英語の重要性を認識していたようです。
イギリス人レビューでも紹介されたように「文章の組み立てができている」というのは、単語や文法をきちんと勉強した証拠かもしれませんね。
野田さんの英語の発音は、アメリカで耳にした発音と日本での独学が、ミックスされた結果かもしれないね!
まとめ
RADWIMPS・野田洋次郎さんの英語の発音について、動画から検証しました。
まとめです。
- 野田洋次郎の英語の発音は下手ではない
- 野田洋次郎の英語の発音はネイティブYouTuberから絶賛!
- 野田洋次郎の英語が上手いのは、帰国子女だからではなく日本での努力の賜物
野田洋次郎さんの英語力で、ますます海外での活躍が期待されます!
今後も楽しみですね!
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