「肉の万世」秋葉原本店はなぜ閉店?“肉ビル”撤退後アキバから万世が消える?!

肉の万世・秋葉原本店ビル

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秋葉原のランドマークとして有名な「肉の万世まんせい・秋葉原本店」が閉店し、本店ビルから完全撤退することになりました。

肉の万世・秋葉原本店はなぜ閉店することになったのか、本店ビルから撤退後どうなるのか調べてみました。

目次

肉の万世・秋葉原本店の閉店情報

「肉の万世・秋葉原本店が2024年3月31日をもって閉店」というニュースが、2月20日に発表されました。

このニュースについて多くの人がショックと悲しみの声をSNSで発信しています。

33年間、秋葉原のランドマークとして親しまれた肉の万世・本店ビルはどうなるのでしょうか?

肉の万世・秋葉原本店ビルとは

1949年(昭和24年)9月9日創業の肉の万世(まんせい)

万世橋(まんせいばし)の近くで店を構えたため、橋の名前から「万世」という名前をとって店名にしました。

1991年その万世橋のすぐそばに自社ビルが完成し、それ以降33年もの間、秋葉原のシンボルとして長年存在していたのです。

本店ビルは地上10階・地下2階という構造で、ビル全体を肉の万世が運営していました。

JR秋葉原駅の電気街南口から徒歩約4分、万世橋を渡ったところに建つビルで通称「肉ビル」と呼ばれています。

肉の万世・秋葉原本店に行くJR秋葉原駅からの地図
Google Map

肉の万世・秋葉原本店ビル閉店の理由

実をいうと、肉の万世・秋葉原本店ビルは2021年3月に日鉄興和不動産へ売却されていました

すでにビルは肉の万世の自社物件ではなく、現在は肉の万世の各店舗がテナントとして入居している状態です。

売却理由は公表されませんでしたが、2020年から新型コロナウイルスの影響によって営業を縮小したようでした。

2021年9月15日に本店ビル売却のニュースが広まり「肉の万世が今後どうなるのか?」と心配する声が多くあがりました。

ビルの売却後もリースバックで入居していましたが、その後の経営も厳しかったのでしょう。

2024年3月に全店舗が完全閉店、撤退となってしまったのです。

コロナ前、肉の万世は関東郊外にロードサイド店舗を次々と出店していました。

もしかしたら都心から郊外へ移すよう経営方針を転換したのか、またはその過程で経営状態が悪くなった可能性もあります。

もちろん長引く不況や近年の物価高も影響していることも、理由の一つかと思います。

肉の万世・秋葉原本店のその後はどうなる?

肉の万世は引き続き秋葉原で営業継続

肉の万世・秋葉原本店閉店のお知らせ

こちらは肉の万世が公表した閉店のお知らせです。

上の文章の頭文字の縦読みが「いままでありがとう」となっており、こちらもSNSで「泣ける」と話題になりました。

こちらのお知らせでは今後の秋葉原の店舗について記載されています。

まずは「肉ビル」から万世橋を挟んで反対側にある「焼肉の万世・秋葉原店」。

こちらは本店ビルの5階で営業していた焼肉店が2023年7月1日に移転した店舗で、引き続き営業されます。

そしてもう一つ、「肉の万世・アキバプレイス店」が2024年3月25日に新規オープン!

こちらは本店の3階4階で営業していた洋食店を引き継ぐと思われます。

ということで秋葉原から肉の万世がなくなる訳ではありません

肉の万世・秋葉原本店ビルの今後は?

秋葉原本店ビルの今後の予定はまだ公表されていません

所有している日鉄興和不動産が、売却するのか貸し出すのかも、現時点では不明です。

推測ですが、肉の万世のレストラン経営をしていたフロアは居抜きで、他の飲食店がテナントとして入居する可能性が高いかと思われます。

まとめ

秋葉原といえば万世の肉ビルというイメージが定着していたので、閉店のニュースは本当に衝撃的でした。

それでも秋葉原から肉の万世が完全になくなるわけではないことが分かり、まずは一安心です。

肉の万世の業績が再び回復し、また万世橋のあの場所に戻ってくることを願って止みません。

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