【自民党総裁選2024】決選投票が同数ならどうなる?くじ引きってマジ!?

自民党総裁選2024決選投票は同数ならくじ引きってマジ?

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2024年9月27日に「自民党総裁選2024」が行われ、過半数に達する候補者がいなかったため、上位2名による決選投票が実施されました。

この決選投票でもし全く同数だった場合、くじ引きで決定するそうです。

与党の国の代表を決めるのにくじ引き?とは驚きますが、詳細を調べてみました。

目次

【自民党総裁選2024】決選投票で同数ならくじ引きで決定!

2024年自民党総裁選は候補者数が史上最多の9名となり当初は混戦していましたが、後半になるにつれて石破茂候補・高市早苗候補・小泉新次郎候補に絞られてきました。

そして最終的に、石破茂候補と高市早苗候補の決選投票になり、石破茂候補が勝利しました。

しかしもし決選投票で同票の場合はくじ引きで決めることになります。

決選投票とは?

  • 投票数最多の候補者1名が過半数を得ていない場合、上位2候補によって決選投票を行う。
  • 決選投票は国会議員票と都道府県各1票で行う
  • 決選投票で同数だった場合くじ引きで決める

候補者1名が過半数の票を獲得すれば、そこで総裁が決まりますが、獲得できなければ決選投票です。

決選投票で全く同数だった場合は「くじ引き」で決められるとのことですが、意外な気もしますね。

一国の総理を決めるのにくじ引きでいいの?

決選投票で同数になった場合はくじ引きで決めることは、公職選挙法の要領に定められています。

くじの方法による当選人の決定に関する規程_平成28年11月8日_選挙管理委員会告示第38号

要領で決められているなんて知らなかった!

日本国内の選挙でくじ引きで決めた例

過去に同数票でくじ引きを行った選挙があるのか調べたところ、8例あることがわかりました。(2024年9月時点)

2019年実施の神奈川県・相模原市議会議員選挙で最後の議席を争ったくじ引きについて、当選議員と落選議員双方の胸の内が記載されている記事もあります。

かながわ情報羅針盤_相模原市議選_くじ引きで当選・落選の候補_一票の重み胸に挑む

一票の重みを痛感するね。
でもこれで有権者は納得するの?

決選投票でくじ引きを実施した国

自民党広報のサイトに掲載されている『マンガで見る総裁選』第3話に、決選投票で同数なら「くじ引き」で決める説明がされています。

その中で英国下院やインドの選挙でも、くじ引きで決めた例があるとのことでした。

まとめ

自民党総裁選の決選投票は同数だった場合くじ引きで決定する!について説明しました。

まとめです。

  • 決選投票で同数票の場合くじ引きで決定するが公職選挙法の要領で決められている
  • 日本国内の選挙で同数でくじ引きで決めた例は2024年時点で8例ある
  • 決選投票でくじ引きを実施した国は英国下院やインドがある

一国の総理をくじ引きで決める取り決めがあることには驚きました。

できればくじ引きなしで決めたいものですね。

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