2024年前期放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』に出演中の俳優土居志央梨さん。
朝ドラ出演は、『おちょやん』に続いて2作目となります。
土居志央梨さんが演じた『おちょやん』の富士子役では、どんな場面に出演していたのか、名セリフはあるのかを調べてみました。
土居志央梨は「おちょやん」では富士子役!
『おちょやん』はNHK連続テレビ小説の2020年度後期放送として、2020年11月30日から2021年5月14日まで放送されました。
『おちょやん』で土居志央梨さんが演じたのは、芝居茶屋「岡安」で働くお茶子頭の富士子です。
お茶子とは、寄席で座布団や見台(小型の机)を運んだり、噺家の名ビラをめくったりするなど、舞台を整える女性のこと。
土居志央梨さんが演じる富士子は厳しくて怒ると怖いのですが、お茶子を束ねるお茶子頭として強い責任感を持っていました。
必死に訴える内気な性格の玉。いつも後ろに隠れるのに前に出て頭を下げる里子。うちらがどうにかすると言い切る節子。いい加減なことは言わないけど心の中ではずっと考えてる富士子。そろばんを弾いて現実的な解決を図るご寮人さん。これがチーム岡安 #おちょやん pic.twitter.com/HTAt0uwrrE
— sasuke💐 (@sasuke10022) December 23, 2020
お茶子の仕事に誇りを持っている富士子は、千代にとってとても頼もしい先輩だったのね!
土居志央梨「おちょやん」富士子役の名場面4選
土居志央梨さんが演じる富士子が登場する回は、おもに道頓堀の芝居茶屋「岡安」の場面です。
道頓堀は奉公編と劇団編の2種類があります。
道頓堀・奉公編
- 第2週「道頓堀、ええとこや~」
- 第3週「うちのやりたいことて、なんやろ」
- 第4週「どこにも行きとうない」
道頓堀・劇団編
- 第9週「絶対笑かしたる」
- 第10週「役者辞めたらあかん!」
- 第11週「親は子の幸せを願うもんやろ?」
- 第12週「たった一人の弟なんや」
- 第13週「一人やあれへん」
- 第14週「兄弟喧嘩」
- 第15週「うちは幸せになんで」
- 第16週「お母ちゃんて呼んでみ」
- 第17週「うちの守りたかった家庭劇」
- 第18週「うちの原点だす」
- 第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」
- 第20週「何でうちやあれへんの」
第3週「うちのやりたいことて、なんやろ」(第11回)
おちょやん第3週「うちのやりたいことて、なんやろ」第11回(2020年12月14日放送)では、土居志央梨さんが演じる富士子が際立つシーンがありました。
主人公の千代が道頓堀の芝居茶屋へ奉公にきて8年が経った頃、変わらず芝居茶屋「岡安」でお茶子として働いています。
「岡安」と芝居茶屋「福富」はライバル関係で、常にお茶子同志のバトルが勃発していました。
ある日、千代が座敷席へ座布団を運んでいる時、「福富」のお茶子たちが千代をからかい、それを見た富士子は無言でにらみ返します。
千代が明るくやり返して出て行った後、悔しがる「福富」のお茶子の椿。
そこへ富士子が「椿!いけずばっか言うてたらえらい目に遭わすで!」とドスのきいた声で捲くし立てました。
椿と富士子は仲良くケンカしてる~~ トムとジェリーみたいね!
第4週「どこにも行きとうない」(第19回)
おちょやん第4週「どこにも行きとうない」第19回(2020年12月24日放送)では、「岡安」に千代の父親テルヲが突然やって来た回です。
テルヲは借金の取り立て屋に追われており、借金返済のため千代をほかの店に身売りさせようとします。
千代ははっきりと断りましたが、今度は借金の取り立て屋が「岡安」に嫌がらせをします。
これ以上迷惑はかけられないと、テルヲに従うことを決める千代。
しかし「岡安」では千代を支持するものたちが一丸となって、借金取りが迎えにくる直前に千代を逃がすことができました。
土居志央梨さん演じる富士子とお茶子たちも、なけなしの金を集めて千代を助けます。
こうして千代を逃す作成は大成功するのでした。
みつえちゃんが千代の行く末を心配してくれている。カメさん富士子節子里子お茶子さんたちもなけなしのお金を集めて千代を助けようとしてくれている。千代のことを大切に思う気持ちが切ない。でも何もできない。胸がきゅっと締め付けられるなるシーンです#朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/0mL1i7Cs4z
— coty (@ayacoty) December 23, 2020
千代の父親テルヲはとんでもなかったね!でも千代が周りの人に助けられたのは良かったわ。
第11週「親は子の幸せを願うもんやろ?」(第52回)
#おちょやん
— 岸和田おやじ (@kishiwada_oyaji) February 16, 2021
【岡安家庭劇】その3
◆富士子〜節子〜玉
オーバーアクション&安定の棒 pic.twitter.com/1DYkRLKY1S
この棒読みの大芝居、最高~~!!
おちょやん第11週「親は子の幸せを願うもんやろ?」第52回(2021年2月16日放送)では、千代とお茶子たちの大芝居が傑作の回でした。
芝居茶屋「岡安」と「福富」は互いに敵視していましたが、「岡安」の娘みつえと「福富」の息子福助は恋仲になっていたのです。
そこで千代は、2人の仲をみつえの母シズに認めさせようと、土居志央梨さん演じる富士子とお茶子の節子や玉、かめで大芝居を演じます。
この場面について、土居志央梨さん本人もX(旧Twitter)に投稿していました。
みつえのための岡安新喜劇はリハーサルからみんな笑いが止まらなくて大変でした
— 土居志央梨 Shiori Doi (@doi__n) February 16, 2021
結局本番も富士子の後ろで節子吹き出してるんでチェックして下さい。笑
千代から配られた一人一人のセリフが古くなった芝居番付の裏紙に書いてあるのすら面白かった。
みつえと福助、どないなるやろ、、🥺#おちょやん
節子、噴き出していたし、大根芝居も良かったわ!
第17週「うちの守りたかった家庭劇」(第83回)
おちょやん第17週「うちの守りたかった家庭劇」第83回(2021年3月31日放送)は、「岡安」の60年の歴史に幕をおろす日が放送されました。
女将のシズから労いの言葉をかけられ涙を流す土居志央梨さん演じる富士子。
「岡安」最後の日、富士子は千代に「うちは、亭主の田舎に行くことにした。実家が農家やさかいそれ手伝うわ」と語り、節子と玉とともに千代に見送られました。
#おちょやん
— 岸和田おやじ (@kishiwada_oyaji) March 31, 2021
富士子さんお疲れ様(ノД`)・゚・。#土居志央梨 @doi__n pic.twitter.com/1UX13peMwI
こちらの回の放送後、みつえ役の東野絢香さんのX(旧Twitter)では、富士子役の土居志央梨さんと、ライバルだった「福富」の椿役の丹下真寿美さんの3人が一緒に写っている姿が投稿されました。。
おちょやん17週、ご視聴ありがとうございました。
— 東野 絢香 Higashino Ayaka (@ayaka_higashino) April 2, 2021
無事見て頂けて、本当に良かった。
その気持ちでいっぱいです。
来週も、感じて頂けるものがたくさん詰まっている週。
是非見届けてほしい。
あっ、歯は全然大丈夫です🦷
ご心配おおきに。
椿の姉さんと富士子の姉さんと📸#おちょやん pic.twitter.com/IMmWcjiJkZ
バチバチでギスギスした関係だった富士子と椿って、結局は仲良しなのよね~
まとめ
土居志央梨さんが演じた『おちょやん』の富士子について説明しました。
- 土居志央梨は「おちょやん」ではお茶子頭の富士子役
- 「おちょやん」富士子役の名場面4選
『おちょやん』の富士子は姉御肌でしっかり者ですが、コミカルな一面もありユニークでしたね。
『虎に翼』では弁護士を目指す男装の女子・山田よねを演じています。
男装の山田よねは、着物姿の富士子とはまったく異なる雰囲気です。
土居志央梨さんの新たな一面が見られそうですね。
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