浜田雅功さんと小室哲哉さんのユニット「H Jungle with t」が29年振りに復活するニュースが出ました!
1990年代に一世風靡した「H Jungle with t」について知らない人・今さら聞けない人もいるかと思います。
名前の由来、ヒット曲の売上枚数や紅白出場歴を調べてみました。
H Jungle with tの意味
「H Jungle with t」はダウンタウンの浜田雅功さんと音楽プロデューサーの小室哲哉さんのユニットです。
読み方は「エイチ ジャングル ウィズ ティー」です。
「H」は浜田雅功さん、「t」は小室哲哉さんを表しますが、「H」は一説にはスケベの意味もあるそうです。
では「Jungle」はどんな意味でしょうか?
Jungleとは、1990年代前半に小室哲哉さんが傾倒していた音楽ジャンルの一つ。
サンプラーという音声装置にドラムのフレーズを取り込み、分解したり並べ替えたり早回しすることで、高速かつ複雑なリズムが生まれます。
1990年代に流行したジャングルの代表曲を紹介しましょう。
4 Hero – Parallel Universe(1994)
Lemon D – Change(1995)
ジャングルという音楽ジャンルのイメージは伝わったでしょうか。
H Jungle with tの曲の売上と紅白出場歴
H Jungle with tの曲の売上
「H Jungle with t」は3曲リリースしています。
3曲のおよその累計売上枚数は以下の通り。
曲名 | 発売年月日 | 売上枚数 |
WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント | 1995年3月15日 | 230万枚 |
GOING GOING HOME | 1995年7月19日 | 130万枚 |
FRIENDSHIP | 1996年4月24日 | 68.8万枚 |
『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』の売上が突出していますね。
この曲のヒットで「世界で初めてジャングルで100万枚を売り上げたプロデューサー」として、小室哲哉さんがイギリスの雑誌で特集されたそうです。
そもそもヤングのみんなは、WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメントって知ってる?
— しるきー@そっと(いっぱいクッキーついてる🍪💗) (@siRUKIy_secretl) December 1, 2023
歌ってる H Jungle with t は、ダウンタウンの浜田さんと小室哲哉さんだよ。
ミリオンどころか売上230万枚のバケモン級ヒット曲だよ。
とんでもない曲をJO1がカバーさせてもらえるのすごい🥹 pic.twitter.com/6paf16ZqoI
H Jungle with tのNHK紅白歌合戦出場歴
「H Jungle with t」は1995年に第46回NHK紅白歌合戦に初出場しました。
H Jungle with tが復活しますね。「WOW WAR TONIGHT」(1995年)で紅白(紅組司会が上沼恵美子)に出場したときの映像。GEISHA GIRLSの格好で活動休止中の人も登場。Re:Japan「明日があるさ」(2001年)でも紅白に出ます。この曲は音楽的に影響受けた人多いんですよねえ。https://t.co/6uSlOYidYT
— __strange__ (@__strange__) January 13, 2024
曲はやはり大ヒットした『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント』
なお紅白への出場はこの1回だけです。
『WOW WAR TONIGHT』がヒットした理由3選
『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』はなぜこんなにヒットしたのでしょうか。
〔理由1〕話題性
ひとつは、人気音楽プロデューサーの小室哲哉さんとトップお笑い芸人の浜田雅功さんがユニットを組んだという話題性があります。
とくに90年代の小室哲哉さんはヒットメーカーで、プロデュースした楽曲はことごとく大ヒット。
当時は多くのシンガーが小室哲哉さんによって数々のミリオンセラーを輩出していました。
🌟🚀今年の最大ビックニュース解禁‼️ 小室哲哉&浜田雅功コンビ、200万枚超の伝説ユニットH Jungle with tが奇跡の29年ぶりLIVE開催決定‼️🔥
— Yama♂ 🌐🦭 (@yamas_tokyo) January 12, 2024
感激💖個人的No.1は96年の金字塔「FRIENDSHIP」🌈✨小室哲哉の才能爆発🤩
全世代に刺激を!歴史的瞬間を一緒に🎉🎶 #Hjunglewitht #TetsuyaKomuro #小室哲哉 https://t.co/Li4dukPk9d pic.twitter.com/y4AfrqK3A5
〔理由2〕サラリーマンの応援ソング
『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』は歌詞が働く人たちの心をとらえ、「サラリーマンの応援ソング」として今でも人気があります。
この曲は1995年3月にリリースされましたが、当時学生から社会人となった世代は、2024年現在では40代後半~50代になるのではないでしょうか。
社会に出た若者が厳しい現実に疲れ果て、それでも歯を食いしばって食らいつく、そんな頑張っている自分に誇りを持て!
と、まるで自分に向かって歌われているように胸が熱くなる人たちが多いかと思います。
社会人になると歌詞の意味を身を以て実感し、より好きになる名曲。これを聴くためだけにフェスに行く価値が十分にある。(個人の感想です)
— kanae@お菓子作り大好き (@kanae_fm) January 13, 2024
H Jungle with t ライブで復活へ#Yahooニュース
https://t.co/N1BFzehAao
〔理由3〕ヒット当時の時代背景
1990年に日本はバブル崩壊し経済が一気に冷え込みましたが、それでも1990年初頭はまだバブル経済の余韻が抜けきっていない雰囲気もありました。
しかし1995年になると景気低迷による学生の就職難が問題化、また阪神淡路大震災やオウム真理教の地下鉄サリン事件など社会を揺るがす大災害や大事件もあり、非常に厳しい年だったのです。
学生から社会人になった世代だけでなく、すでに社会人だった中堅サラリーマンも会社の状況が厳くなる中で閉塞感を感じていたかと思います。
浜ちゃんのwow war tonightが
— globe1995~ (@AGlobe1995) January 13, 2024
生で聴けるのは胸熱!
しかも大阪万博とは!嬉しい!
絶対行くしかーー!
今のこの状況だからこそ
沁みるイベントで最高です! pic.twitter.com/zIuDjBWkXP
『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』は、当時のそんな鬱屈した気分を吹き飛ばす歌だったのではないでしょうか。
まとめ
「H Jungle with t」の名前の由来や曲について紹介しました。
2024年5月に大阪で行われる音楽フェス「ごぶごぶフェスティバル」に「H Jungle with t」が29年ぶりに登場します!
「H Jungle with t」を知らない今の若い人たちにも、是非聴いてもらいたいですね。