2024年パリオリンピック柔道90㎏級の銀メダルを獲得した、村尾三四郎選手。
実は過去に相撲をやっていたことがあり、大の里に勝ったこともあるそうです。
村尾三四郎選手の過去の相撲の様子について、調べてみました。
【動画】村尾三四郎の相撲の試合
村尾三四郎選手が相撲をやっていたのは小学生の頃で、中学からは柔道一筋です。
ここでは村尾三四郎選手が小学生時代にやっていた相撲の動画やエピソードを集めました。
中村泰輝(大の里)との対戦
下の動画は村尾三四郎選手と大の里関が「わんぱく相撲全国大会」で対戦したときの様子です。
2人は同学年の小学6年生ですが、やはりこの時代から大の里関のほうが体格が大きいですね。
そんな大の里関を見事に投げ飛ばした村尾三四郎選手、対照的に負けた大の里関は悔しそうな表情です。
村尾三四郎選手の内股の威力を知っている大の里 pic.twitter.com/zxfwuRNAuF
— ボス (@boss_jonokuchi) July 31, 2024
パリオリンピック柔道混合団体戦の試合のあと、大の里関は取材で次のように語っていました。
村尾三四郎が中学から相撲を辞めて柔道に専念したため、対戦はこの一度きり。大の里はその後も村尾の活躍を時々チェックしており「インターハイで優勝したのとか、(22年6月の全日本学生優勝大会団体戦で)斎藤立に勝ったのとか見て、すごいなと思っていました」と、かつての“戦友”に注目していた。相撲で対戦してから12年の時を経て、一方は大相撲の歴史を塗り替える史上最速優勝、一方は五輪の銀メダリストに。今となっては「秘蔵映像ですよね」と小学生時代の思い出を懐かしんだ。
引用元:スポニチ
小学生時代の対戦が強烈だったためか、大の里関はその後も村尾三四郎選手の動向を追っかけていたのですね。
もし村尾選手が相撲を続けていたら、きっと幕内の取り組みでリベンジしていたね。
坂口雄貴(平戸海)との対戦
平戸海関も、村尾三四郎選手や大の里関と同じ2000年生まれで同学年です。
そして平戸海関は小学4年~6年の3年連続でわんぱく相撲全国大会に出場しており、その間に村尾三四郎選手と対戦しているそうです。
こちらも動画は見つかりませんでしたが、村尾三四郎選手は平戸海関に勝ったとのことです。
私は柔道、レスリングに注目してま。村尾三四郎は相撲経験者で、わんぱく相撲で平戸海に勝って朝紅龍に負けてますよ。相撲もオリンピック観たいですよね笑
— 貴乃武蔵 勝 (@at0XcagH4e6539) July 30, 2024
子供の頃の対戦とはいえ、現在の幕内力士と対戦して勝っているということは、村尾三四郎選手は相撲の素質もあったと言えるでしょう。
大の里にも平戸海にも勝ったのってすごくない!?
石崎涼馬(石崎)との対戦
四股名「石崎」という石崎涼馬さんは、兄の朝紅龍関と同じ高砂部屋へ入門した力士。
こちらの写真は2024年7月に名古屋で行われた新弟子検査の様子です。
大学卒業後は一度は教員となったものの、日体大相撲部で同期だった大の里関の活躍に刺激を受け、角界入りを決めたそうです。
そんな石崎涼馬さんも村尾三四郎選手と同じ2000年生まれで、わんぱく相撲全国大会で対戦していました。
こちらも残念ながら動画は見つかりませんでしが、この時は村尾三四郎選手は石崎涼馬さんに負けてしまったとのことです!
これは貴重!
— 神田佳子 Yoshiko Kanda (@kandayoshiko) August 4, 2024
中村泰輝(大の里 二所ノ関部屋)くんと村尾三四郎くんがわんぱく相撲で対戦していた!
村尾三四郎くんが勝ち、
そして、その後は村尾三四郎くんと石崎涼馬(石崎弟 高砂部屋)くんが対戦して、石崎涼馬くんが勝利という事実も!#大の里#中村泰輝#村尾三四郎 #石崎涼馬 https://t.co/vJJSZ1Wvuu
力士となった石崎涼馬さんが、この先どんな取り組みをするのか楽しみですね!
村尾選手に勝った人もいたのね!
石崎涼馬さんの幕内での取組を早く見てみたい!
佐藤陽子との対戦
こちらの動画は、佐藤陽子さんという女の子と対戦をする村尾三四郎選手です。
大の里関と対戦する1年前に行われた「第10回葛飾少年相撲大会-小学5年生の部決勝-」の様子。
この佐藤陽子さんはめっぽう強く、村尾三四郎選手は成すすべなく土俵の外へ押し出されてしまったのです!
佐藤陽子さんが優勝、村尾三四郎選手は準優勝となりました。
その後、佐藤陽子さんも中学から柔道の道へ進んだとのことです。
小5の村尾選手、まさか女の子に負けたとは!
有望な女の子だけど角界に入れないから仕方ないね。
村尾三四郎が相撲をしていた訳
村尾三四郎選手は柔道を習っていた姉の影響で、5歳から柔道を始めました。
しかし小学生の間は父・村尾英俊さんの意向により、村尾三四郎選手に対して、相撲・ラグビー・水泳・体操など、柔道以外のスポーツも同時進行でやらせていたそうです。
村尾三四郎選手は過去のインタビューでも次のように語っていました。
小学生のときは、道場の練習以外に、兄と一緒に公園へ走りに行ったり、腕立てふせをしたりするのがトレーニングの中心でした。まだ小学生だったこともあり、父はウェイトトレーニングをあまり勧めなかったのです。
他にも、父の勧めで相撲、合気道、ラグビー、水泳、器械体操など、色々なスポーツに取り組みました。中学に入ったら、柔道一本になると分かっていたからではないかと思います。
引用元:柔道チャンネル
村尾三四郎選手が相撲に取り組んだ期間は小学4年~6年の約3年間でしたが、全国レベルの成績を収めるほどの実力でした。
そして中学は柔道が強い名門校へ入学し、柔道一本の生活をすることとなったのです。
村尾選手のお父さんは、いろいろなスポーツの体験が柔道に役立つ、と思ってやらせていたんだね!
まとめ
柔道・村尾三四郎選手が過去に相撲をしていた様子について説明しました。
まとめです。
- 村尾三四郎は小学4年~6年の約3年間、柔道のほかに相撲もやっていた
- わんぱく相撲大会では、当時同学年だった大の里・平戸海・石崎などと対戦
- 村尾三四郎が相撲を習っていたのは、父・村尾英俊さんの意向
村尾三四郎選手は最終的には柔道を選んだわけですが、柔道界で活躍する姿を相撲の大の里関が注目していたというエピソードは胸アツですね!
村尾選手と大の里関には、いつか対談をしてもらいたいです!