柔道・永山竜樹が誤審で一本負け!?審判の不可解判定!抗議はどうなった?

永山竜樹が不可解判定で一本負け

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パリ・オリンピックの柔道60kg級に出場した永山竜樹選手

準々決勝ではスペインのガルリゴス選手に一本負けをしてしまいましたが、この試合が不可解な判定として批判されています。

なぜ不可解な判定で一本負けとなってしまったのか調べてみました。

目次

永山竜樹の不可解判定に納得いかない!

柔道男子60㎏級の準々決勝の試合で、日本の永山竜樹選手はスペインのガルリゴス選手と対戦します。

2023年の世界王者のガルリゴス選手から寝技をかけられた永山竜樹選手。

永山竜樹選手は必死に我慢していたところ、審判から「待て」のコールがかかります。

「待て」に永山竜樹選手は力を抜きますが、ガルリゴス選手は数秒締め技を続けました。

そこで永山竜樹選手は一瞬失神してしまったようで、審判はガルリゴス選手に一本勝ちの判定を下します。

すぐに立ち上がった永山選手は最後の挨拶をするまで状況を把握しておらず、審判が正式に一本勝ちの判定がくだすと、永山選手は両手を広げて納得のいかないジャスチャーをしました。

相手の握手も拒否し、畳の上で抗議の姿勢を続けます。

5分ほどたち続けましたが観客からブーイングが起こり、永山選手は納得がいかないまま畳から降りました

これは明らかに審判が悪いでしょ?
永山選手が気の毒すぎる…

永山竜樹サイドは不可解判定に厳重抗議!

永山竜樹選手の不可解判定に、多くの日本人は納得がいかず大炎上!

そして「日本チームはなぜ抗議しない?」と疑問に思った人も多かったはず。

日本チームが抗議しない場合、以下の点が推測されます。

  1. 一度審判が下した判定に抗議しても、判定がくつがえらないと考えている。
  2. 武道の精神により、不服を申し立てるのは潔くないと考えている。
  3. 柔道の日本人コーチ陣は、抗議ができるほど英語が堪能な人がいない。

柔道は日本発祥の種目だから、指導者は日本人がほとんどだから、英語が堪能な人が少ないのかな?

永山竜樹の監督・コーチが猛抗議!

永山竜樹選手の不可解判定について、金野潤強化委員長、鈴木桂治監督、古根川コーチが審判団の元へ赴き、抗議をしたとのことです!

鈴木監督は「(絞め続けることを)認めてしまうということに対して、国際柔道連盟の柔道精神はこういう考えでいいんですか、と尋ねました。その返答はなかったです」と審判サイドは落ちていたかどうかを論点としてきたと厳しい表情で語りました。

引用元:日テレNEWS

鈴木桂治監督の猛抗議もむなしく判定が覆ることはありませんでした

今大会の柔道の試合は男子のみならず女子でも不可解判定があり、残念ながら審判団の資質に疑問を抱かせてしまう状況となっています。

選手のためにも、何か改善してもらいたいね。

過去にはシドニーオリンピックで「世紀の誤審」

柔道の不可解な判定といえは、過去に篠原信一選手が2000年のシドニーオリンピックの決勝戦で起こった「世紀の誤審」がありました。

当時の日本チームは、山下泰裕監督と斉藤仁コーチが猛抗議しましたが、オリンピックでは認められなかったのです。

審判の判定というのは、一度下されてしまうとくつがえることがほとんどないようですね。

篠原選手の一件はオリンピック終了後、全日本柔道連盟が正式に抗議文を送り、国際柔道連盟(IJF)はようやく誤審と認めました。

しかし「両者どちらにもポイントを与えない」という最終判断により、メダルが変わることはありませんでした。

篠原選手が「全て自分が弱いから負けたんです」と潔く身を引いたから幕引きができたんだよね!

永山竜樹の不可解判定のその後

永山竜樹選手のSNSには以下のように、ガルリゴス選手から謝罪された様子や、永山竜樹選手からの気持ちが投稿されました。

また同じく柔道男子60kg級の高藤直寿選手も声明を出しました。

高藤直寿選手とガルリゴス選手は2023年の世界選手権で対戦し、当時「誤審で危険な行為」と炎上した経験があります。

選手同士はなんとか収まりそうだけど、審判の問題はまだ未解決!
止めてしまったビデオ判定を再導入するなど、なんらかの対策が必要だと思うよ。

まとめ

永山竜樹選手の不可解判定について説明しました。

まとめです。

  • 永山竜樹選手は不可解判定に抗議の姿勢を示すも判定はそのまま
  • 日本チームの監督・コーチ陣は審判団に猛抗議したが判定は覆らず
  • 後にガルリゴス選手から謝罪があり、永山竜樹選手と和解した

ひとまず選手同士は和解となり、状況は一旦落ち着きそうです。

しかし審判団は選手のためにも誤審をきちんと認め、ビデオ判定や審判の育成など、防止策を講じてもらいたいものです。

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