【鈴木誠也の通訳】松下登威の解雇理由はこれ!現地メディア2記事を紹介!

鈴木誠也の通訳・松下登威の解雇理由

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鈴木誠也選手の通訳を務めていた松下登威さんがシカゴ・カブスより解雇されました。

MLB通訳の解雇といえば、2024年3月にドジャース大谷翔平選手の通訳・水原一平さんの不祥事による解雇が記憶に新しいです。

松下登威さんの解雇理由について調べてみました。

目次

松下登威の解雇理由

記者会見での鈴木誠也選手と松下登威通訳
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鈴木誠也選手の通訳・松下登威さんの解雇について、球団のシカゴ・カブスから明確な解雇理由は発表されていません。

多くのアメリカ現地メディアも「新たな方向に進むための組織上の決定であり、ドジャース大谷翔平選手の通訳・水原一平のようなスキャンダルではない」と、解雇理由はスキャンダルやトラブルによるものではないと報じています。

しかし現地メディアの情報から、少しずつわかってきました。

【1】カブス・インサイダーの情報

カブス専門メディア『カブス・インサイダー』には、次のような記述がありました。

That leaves the Cubs’ motives up for interpretation, pun fully intended, but it stands to reason that a few things were being lost in translation when it comes to the baseball aspect. Even though Suzuki has been one of the team’s best offensive producers, there have been some issues when it comes to the consistency of his plate approach. Then there’s his defense, which went from Gold Glove-caliber in Japan to completely whiffing on routine flies this season.

While Matsushita certainly can’t bear the full blame for those issues, the front office and/or coaching staff must have believed some of their messages and instructions were not being relayed properly.

引用元:CUBS_INSIDER

[和訳]カブスの(解雇の)動機は解釈に任せるが、野球に関して言えば通訳によっていくつかの不備があったことは一理ある。そのため鈴木はチームで最も攻撃力を発揮する選手の一人なのに、打席でのアプローチには一貫して課題があった。そして守備も日本ではゴールデン・グラブ賞を受賞したが、(アメリカでの)今シーズンは平凡なフライを取り損ねている。(通訳の)松下がこれらの問題すべてに責任を負うことはないが、フロントオフィスやコーチングスタッフは、自分たちの伝達や指示の一部が適切に伝えられていないと思ったに違いない

どうやら球団側と鈴木誠也選手の伝達コミュニケーションがうまくとれておらず、その原因が通訳ではないかと球団側は判断したようです

こちらは球団が正式に発表したものではなく、またメディアの憶測の域を出ませんが、選手の不調を通訳1人の責任にするのは酷な気がしますね。

【2】カビーズ・クリブの情報

こちらは同じくシカゴ・カブスの地元メディア『カビーズ・クリブ』の情報です。

While Suzuki has had stretches where he certainly validated the Cubs’ initial thought of him being an impact bat, there have been struggles with consistency. Between Suzuki’s conditioning habits, swing patterns, and defensive miscues, the Japanese outfielder has yet to put it all together since transitioning to Major League Baseball.

That is likely the reason why the Cubs made the change that they did on Thursday. On Thursday, as first reported by Patrick Mooney of The Athletic (Subscription Required), it was revealed that the Cubs are making a change with Suzuki’s interpreter. Toy Matsushita will no longer serve as Suzuki’s translator as the responsibility will now fall with Edwin Stanberry, Shota Imanaga’s translator, and Nao Masamoto.

引用元:CUBBIES_CRIB

[和訳]鈴木は、カブスが当初考えていたインパクトバットを確かに裏付ける場面もあったが、一貫性に苦労している。鈴木のコンディショニングの癖、スイングパターン、守備のミスなど、日本人外野手はメジャーリーグに移籍して以来、まだすべてをまとめることができていない。 それが、カブスが木曜日に変更を行った理由である可能性がある。『The Athletic』のパトリック・ムーニー記者が最初に報じたように、カブスが鈴木の通訳に変更を加えていることが明らかになった。松下登威は鈴木の通訳を辞任し、エドウィン・スタンベリー、今永翔太の通訳、正本直が担当することになる。

鈴木誠也選手が日本にいたときのような活躍ができていないのは、球団やチーム内での細かい意思疎通ができていないのが原因

そのために組織上の変更が必要となり通訳を変更した、というのは大筋の内容です。

解雇された松下登威さんは気の毒ですが、カブス球団が鈴木誠也選手に期待しているための処置と考えられます。

カブス専門メディアが報じているなら信憑性ありそう!

しかしながらシーズン途中の解雇というのは余程のことですね。

いずれにせよ、球団からはきちんと説明が欲しいところです。

松下登威を解雇後の後任通訳

鈴木誠也選手の後任は専属の通訳はつかずに、球団のスタッフで補うようですね。

カブスには以下のとおり優秀な日本人スタッフが在籍しています。

  • 正本尚人さん(極東担当とビデオコーディネーター)
  • 中田史弥さん(トレーナー)
  • 村田慎吾さん(ソフトウェア・エンジニア)

村田慎吾さんは通訳も務めているそうですし、さらに今永昇太投手の通訳エドウィン・スタンベリーさんも、鈴木誠也選手をサポートするようです。

これって大谷翔平選手とウィル・アイアトン氏と同じパターンかしら?
水原スキャンダルの影響で、もしかして選手と通訳が密接になりすぎることを警戒しているのかもしれないね。

まとめ

鈴木誠也選手の通訳・松下登威さんの解雇理由について説明しました。

まとめです。

  • 松下登威さんの解雇理由について、カブス球団の公式発表は今のところなし。
  • カブス専門メディア「カブス・インサイダー」によると、通訳を通した選手との意思疎通の問題か?
  • 後任は専属通訳はつかず、球団のスタッフが鈴木誠也選手をサポートする

日本ファンからすると、シーズン途中での解雇理由ということで、どうしても不祥事を思い出してしまいますね。

周囲はあまり騒ぎ過ぎないようにして、鈴木誠也選手には落ち着いてプレーしてもらいたいですね!

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