俳優の水上恒司(みずかみ こうし)さん、朝ドラ『ブギウギ』や映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』でもおなじみですね。
水上恒司さんは高校野球で甲子園を目指すほど野球一筋に打ち込んでいました。
そんな水上恒司さんの野球歴と、野球から俳優に転換した訳を調べてみました。
水上恒司が野球を始めたきっかけ
水上恒司さんが野球を始めたきっかけは、野球経験者だった父親の影響だそうです。
地元のリトルリーグに入りたくて両親にお願いしたものの、小学校1年生だったせいで両親からは「まだ早い」と反対されました。
両親は水上恒司さんの本気度を試すためにあえて反対したそうです。
しかし何度もお願いをするうちに許され、2007年の小学2年生でリトルリーグ「ヤング福岡ライナーズ小学部」に所属することができました。
それからは学校以外は野球漬けの日々、中学からプロ野球選手も目指すようになります。
普通の小学生なら友だちと遊びたいと思うこともあるのに、野球一筋にのめり込んでしまうところが水上恒司さんの真面目さと素直さを感じますね。
水上恒司は創成館高校の硬式野球部に所属
野球特待生で入学した高校時代
水上恒司さんは生まれも育ちも福岡県福岡市ですが、2015年に長崎県諫早市の野球名門校・創成館高等学校へ越境入学します。
硬式野球の特待生としての入学なので、水上恒司さんの野球の実力はかなりのものだったはずです。
高校3年生になると部員120名ほどもいる野球部の副キャプテンとなったので、リーダーシップもあったのでしょうね。
水上恒司さんのポジションは捕手(キャッチャー)でしたが、野球強豪校の創成館では他に正捕手がいたため、水上恒司さんは控え捕手でした。
そーいえば、創成館の水上くんがイケメンって有名やけん友達が撮ってた😆
— たえ (@Yakyuu__Baka) July 18, 2017
本当にめっちゃイケメン👍#創成館 #キャッチャー pic.twitter.com/XZsI4o7YQa
その精巧な顔立ちから、地元では「イケメンキャッチャー」として有名で、練習試合には水上恒司さんを見るために多くの女子が見学に来ていたそうです。
この頃から顔面偏差値が高かったようですね!
2017年夏、創成館高校は甲子園出場にならず
結論から言うと、水上恒司さんは甲子園に出場することができませんでした。
2017年の高校3年生の夏、長崎大会の準決勝で水上恒司さんは初めて公式戦にスタメン出場します。
対戦校は波佐見高校、水上恒司さんは4打数2安打と活躍しましたが、残念ながら5-4の僅差で負けてしまいました。
試合後の水上恒司さんは、野球をやるのに全力サポートをしてくれた両親や、特待生で入学させてくれた学校に対し、結果が出せなかったことが悔しくて申し訳ない気持ちになったそうです。
創成館にしかできないプレイだろうね😁✨⚾️
— こと⚾️創成館野球部応援垢 (@sohseikanyakyu) July 20, 2017
全員野球⚾️
最後まで諦めない👊✨ pic.twitter.com/LiPqMKLiIC
水上恒司はなぜ野球から俳優を目指した?
野球部引退後に芝居の楽しさを知る
高校3年の夏まで野球漬けだった水上恒司さんは部活引退後「プロ野球選手は無理だが、大学に進学して野球を続けて、将来は野球に関連する仕事に就きたい」と考え、大学進学を考えるようになりました。
そんな時、演劇部の顧問の先生から「助っ人として演劇部の大会に出てほしい」と誘われ、水上恒司さんは軽い気持ちで引き受けたのです。
創成館は野球部の強豪校ですが、演劇部もかなり力を入れているとのこと。
演劇部の大会に出場すると、地区大会・県大会とレベルが上がり評価をされていくことで芝居の楽しさを感じ、「俳優になりたい」と願うようになったそうです。
浜松開成館の新妻くんがイケメンと話題だが、創成館時代の水上恒司。野球部引退後、演劇部の顧問がスカウトしたのがわかる絵になる佇まい。 pic.twitter.com/zmsVEHHMcs
— ktl (@sisterhiyosu) August 10, 2023
昨日の朝日新聞(長崎版)に俳優の水上恒司君のインタビュー記事が載っていました。
— 塚原政司 (@tsukachan82) July 30, 2023
水上君は創成館高校野球部出身。野球部引退後に演劇部の『髪を梳かす八月』に出演し、九州大会最優秀賞を受賞しました。
創成館野球部はこの夏甲子園に出場します!皆さん、応援お願いします!#水上恒司#創成館高校 pic.twitter.com/0VPZkPspFn
猛反対の両親を説得
これまで野球しか知らなかった水上恒司さんは俳優への願望を抱きますが、ずっと野球の応援をしてくれた両親に伝えることはかなり躊躇したそうです。
一度は大学へ進学したものの、決心が固まった頃に「野球をやめて、俳優になる」と両親に伝えました。
両親は当然驚き、猛反対!
それまで両親に対して素直で真面目だった水上恒司さんにとっては、初めての反抗でした。
「俺の人生だ!」と何とか両親を説得したあと、芸能事務所「スウィートパワー」との契約に至りました。
実はスウィートパワーからは中学1年生の時に、学校から帰宅する途中でスカウトをされていたことがあります。
当時は野球一色だったこともありずっと断り続けていましたが、5年越しにスカウトが成功したと言えます。
ここは芸能事務所側の粘り勝ちですね。
2023年「水上恒司」という1人の俳優さんが1年を通して演じた役がカメレオン並みと話題になり世の中が恒司くんの魅力に驚きますように🦖💭
— M (@wakuwaku_koshi) February 8, 2024
うちの水上恒司くんこんな一面もあるんです!!!#水上恒司 pic.twitter.com/cniuqB3jBp
成田山不動尊の節分祭に行ってきて、朝ドラブギウギに出演している水上恒司の豆まきがガチ過ぎて最高だった pic.twitter.com/JbDaB8WhTb
— J-POP (@monkichi1984) February 3, 2024
豆まきでは高校球児の強肩が活かされているシーンが見られました。
水上恒司さん、楽しそうでしたね!
まとめ
水上恒司さん、少年時代は本当に野球漬けの日々だったのですね。
そんな野球しか知らなかった11年間からいきなり俳優へ転換することは、かなり勇気が要ったと思います。
今後も水上恒司さんが演じる作品が楽しみです。