俳優の玉置玲央(たまおきれお)さんは、劇団「柿喰う客」に所属し一癖ある役が多い役者さんです。
いくつかの大河ドラマに出演しましたが、どの作品で何の役かわかりますか?
玉置玲央さんの大河ドラマへの出演作品、役柄、また演技力の評判について調べてみました。
玉置玲央が出演していた大河ドラマはどんな作品?
玉置玲央さんが出演した大河ドラマは『真田丸』『麒麟がくる』『光る君へ』の3作品です。
2016年『真田丸』 織田信忠
玉置玲央さんの大河ドラマデビューは2016年『真田丸』で、織田信長の嫡男・織田信忠の役を演じました。
登場したのは第2話・第4話・第5話です。
父親の織田信長より家督を譲られた織田信忠。
父に似て残虐な一面も描かれましたが、登場してまもなく本能人の変で父と同様に自害したため、全体の登場時間はそれほど多くありませんでした。
- 第2話「決断」(2016年1月17日放送)
- 第4話「挑戦」(2016年1月31日放送)
- 第5話「窮地」(2016年2月7日放送)
2020年『麒麟がくる』伊平次
2作目となる『麒麟がくる』では伊平次という腕利きの鉄砲職人の役でした。
こちらも登場場面は多くありませんが、主人公の明智光秀が鉄砲に深く関わる場面に登場する重要人物。
出演は第5話・第6話で、登場回数は少ないながらもクセが強い役だったため、インパクトがあったようですね。
前作の織田信忠とはイメージががらりと変わっていたのが話題となりました。
- 第5話「伊平次を探せ」(2020年2月16日放送)
- 第6話「三好長慶襲撃計画」(2020年2月23日放送)
2024年『光る君へ』藤原道兼
玉置玲央さんの大河ドラマ3作目は2024年『光る君へ』の藤原道兼です。
登場は第1話からですが、玉置玲央さんは藤原家の汚れ役となった藤原道兼を見事に演じています。
藤原道長の次兄であり、父・藤原兼家の愛情に飢えて鬱屈した性格となってしまった藤原道兼は、大きな過ちを犯してしまい、それを知った父・兼家から道兼に一族のための汚れ役を命じられます。
父のために嬉々として汚れ役に徹する兼家は、見ていて痛々しい感じがしますね。
- 第1話「約束の月」(2024年1月7日放送)
- 第2話「めぐりあい」(2024年1月14日放送)
- 第3話「謎の男」(2024年1月21日放送)
- 第4話「五節の舞姫」(2024年1月28日放送)
- 第5話「告白」(2024年2月4日放送)
- 第6話「二人に妻女」(2024年2月11日放送)
- 第7話「おかしきことこそ」(2024年2月18日放送)
- 第8話「招かれざる者」(2024年2月25日放送)
- 第9話「遠くの国」(2024年3月3日放送)
- 第10話「月夜の陰謀」(2024年3月10日放送)
- 第11話「まどう心」(2024年3月17日放送)
- 第12話「思いの果て」(2024年3月24日放送)
- 第13話「進むべき道」(2024年3月31日放送)
- 第14話「星落ちてなお」(2024年4月7日放送)
- 第15話「おごれる者たち」(2024年4月14日放送)
- 第16話「華の影」(2024年4月21日放送)
- 第17話「うつろい」(2024年4月28日放送)
- 第18話「岐路」(2024年5月5日放送)
玉置玲央の大河ドラマでの演技力は?
玉置玲央さんの大河ドラマの演技力についての書き込みを集めてみました。
『真田丸』織田信忠の演技
織田信忠もいい芝居だった。織田信忠は、まさに今だからこそできる若々しい演技だったな。将来10年か20年したら、どこかで信長さんを演ってほしい。#真田丸
— bluemonkshood (@bluemonkshood) February 2, 2016
信長の正統後継者の嫡男、織田信忠も真田丸の方が比較するのが失礼なくらい存在感がありました
— 瀑布 (@tornadomilk) April 14, 2021
生前もキャラが活きていましたが死後もその存在の重要性をちゃんと回収してくれたからですよ
聞いているか帰蝶が息子同然に育てたのに殺す理由が何一つ描かなかった麒麟の十兵衛よ#真田丸#麒麟がくる pic.twitter.com/eiO78MTxxg
登場場面が少なかったとは言え、役で亡くなった後も印象や存在感が残っていましたね。
2016年といえば玉置玲央さんは31歳という年齢。
その若さに合った演技が良かったという声や、織田信長の陰に隠れてしまいがちな嫡男・織田信忠の演技がカッコよかったという声が聞かれました。
『麒麟がくる』伊平次の演技
伊平次役の俳優さん
— カンジョウ の ゆらぎ (@shake_shake_mix) February 16, 2020
演技上手いな#麒麟がくる
伊平次演技うまいな〜と思ったらモブくんと同じ俳優さんかー!#麒麟がくる
— ハルキゲニア🔮ドナー候補待機中 (@HELLucigenia) February 23, 2020
「麒麟がくる」で、伊平次役だった玉置玲央くん。言葉が聞き取りやすく演技が良かったので、1話だけじゃ勿体ない、また観たいとリクエスト送ってました。大変楽しみです。 https://t.co/SfVLMJCdY4
— 蜜星 (@mitustar6) February 21, 2023
『真田丸』よりも登場場面が短かった『麒麟がくる』の伊平次役。
それでもその短い場面で視聴者に印象付ける演技が良かった上手かったと評価されていました。
『麒麟がくる』放送の2020年は、ほかにもいくつかテレビドラマに出演していた玉置玲央さん。
ドラマによって演技や雰囲気がまったく違うことに驚く視聴者も多かったようです。
『光る君へ』藤原道の演技
でも藤原道兼役の玉置玲央さんの狂気に満ちた演技が素晴らしかった・・ #光る君へ pic.twitter.com/buBpzkTu1n
— ワトソン士 (@watoson43) January 7, 2024
「光る君へ」の初回を偶然観た。中々ショッキングな内容だった。藤原道兼役の玉置玲央さんの演技良かった。狂気の演技、怒りに囚われて突き抜ける役。
— TSURUCCHO (@TSURUCCHO_) January 14, 2024
毎日曜早朝にやっているNHKの時代劇をよく観ているが、今朝の善人長屋に、やはり残酷な役の玉置さんを発見。やはり魅入った。十八番なんだなぁ。 pic.twitter.com/kPIaKblQgD
こんなにも花山天皇は道兼を信用しているのに、、、
— まい (@kanaty1115) March 10, 2024
道兼の潤んだ瞳の表情が上手すぎる。これは信用しちゃう。
玉置玲央さんも表情の幅が広いな。
それにしても、花山天皇19歳を演じる本郷奏多さんのお顔が凛々しい。#光る君ヘ pic.twitter.com/w8xkCdpXxI
第1話、粗暴な性格で荒れて周囲に当たり散らし、最後には残酷な行為をしてしまった藤原道兼。
玉置玲央さんの眼光鋭く狂気に満ちた表情や演技がSNSで話題となりました。
その後、父に認められようと健気に悪役に徹し、本郷奏多さん演じる花山天皇を罠にはめる場面は、上手く化けましたね。
狂気に満ちた表情と、同情を買おうとする潤んだ表情、その演技の幅の広さに感心する視聴者も多かったです。
まとめ
玉置玲央さんの大河ドラマ出演歴を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
大河ドラマも朝ドラにも出演して、露出が増えてきた玉置玲央さん。
今後の活躍も期待したいですね。